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耳式の測定原理。
直腸計 VS Vet-Temp
臨床データ。
 本来、体温は体深部の温度<中核温>をいいます。中核温は、脳、心臓、血液、内臓の温度であり、環境温度に左右されにくいという特徴があります。腋下、舌下、直腸、耳、どの部位で測っても、最終的に中核温は得られますが、測定時間には大きな開きがあります。

 耳は、体温測定に最も適した部位です。なぜなら、鼓膜は脳近辺にあり、血流を共有していますから、中核温の指標として最もふさわしいのです。消化活動で発生する熱や腸内ガスの有無等に影響されるといったことはありません。

 さらに、鼓膜は脳に非常に近いという理由から、中核温の変動をすぐに反映します。一方で、直腸への伝導時間は、30〜40分といわれています。

 中核温が安定しているときには、±0.6℃程度の差で、耳体温は直腸体温に相当します。しかし、中核温が変動し始めると、その差は拡大します。中核音の変動を含めて考えると、耳は、体温測定に最適の部位といえるのです。

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